保育士試験を受けようと思ったキッカケ
キッカケは、主婦にオススメの資格、が書かれたネット記事でした。確か、社会福祉士だとか、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなど、仕事に直結しそうなものから、女性が好みそうなものまで様々あったと思います。その中でも一番、自分にとって関心があり、挑戦してみたいと思えたのは「保育士」の試験でした。具体的に保育士になりたい!という展望があるわけではなかったのですが、子育てをしている今なら、自然と興味が湧く分野であったのです。
また、普段から子育てに追われ、コレといった目標もなく過ごす日々に…なにか目標が欲しかったのかもしれません。すぐさま、「保育士試験 独学」などとネットで検索し、情報収集。むむ、どうやら独学でも合格は不可能じゃなさそう。日程は…申込みは…?思い立ったらすぐ行動!ということで、Amazonさんで参考書をポチッと押させていただきました。これが6月、試験4ヶ月前の話です。
時間が足りるのか不安はありましたが、結論から言うと…主婦の私にとっては十分でした。子供を寝かしつけてからの時間を勉強に当て、なんとか当日9教科、6割以上を取ることができました!
勉強の流れ、使用した参考書
私はこちらのテキストを最初に購入しました。勉強をする、なんてことが久しぶりで、その行為自体にテンションが上りつつ…(笑)参考書を開いてみると、むむ?なんだこれ???私が購入した参考書は初めの章が「社会福祉」という、とてもとっつきにくい内容。難しい制度名や法律名、国の施策…そもそも保険制度だとか年金制度の一般常識でさえ、うやむやな自分にとっては非常に苦しいものでございました。少し進んではネットで語句の意味を見て…の繰り返し。
後から思えば、最初はざっくりテキストを読んで全体を大まかに理解しつつ、二回目を読むという流れが保育士勉強における定石だったようです。参考書も一見分厚そうですが、実は9教科の内容はそれぞれ関連しつつ被っていることも多くあるので、何度も同じ制度名、人物名、法律名が出てきたりします。
そんなことは知らなかったので、説明があまりに少ない語句に関して、必死で自分で調べたら後の単元で細かく説明されてた、なんてことはしょっちゅうでした。調べたことは、印象に残るので全くの無駄だったとは思わないですけどね。
とにかく、最初はテキストを読んで、理解をしよう!と勉強していたのですが…それだけだと単調で、どこが大事なのかわからないメリハリのない勉強になりそうだな…と思い、もう一つ参考書を投入!!
感想を言うと、このテキストめちゃめちゃ有能!!!!◯☓形式なので、さくっと取り組めて、かつ大事なことは表にまとめてあるという優れもの。薄くて小さいボディからは想像もできないほど中身の詰まった一品でした。テキストを読んでチンプンカンプン、うーむ…となったときはとりあえずその単元をこっちの一問一答で解く!するととりあえず重要な事項はこれなんだな、と思いながら、わからないストレスを安心に変えることができました。
内容理解のため、確認のため、復習のため、直前のチェックのため…おそらく10回ぐらいは解いたと思います。そうやって聞くとものすごく時間をかけたように思われるかもしれませんが、本当にサクッと一単元15分もあれば終わっちゃいます。読むだけでは頭に入らない私にはとっても役立つ一冊でした。
直前の予想問題、これが合否を分けた!
さて、いよいよ試験まであと2周間…そんな時にふと旦那さんに言われた一言。「試験問題とか解いとかなくていいの?」。ふむ…確かに。自分としても、必要性は感じていましたが、既に3冊も問題集買ってるし…と言ったところ、かる~く「買えばいいじゃん!もう一回受けるより安いでしょ」、と。その通りだな、と納得して、またもやAmazonさんで購入しました。
届いたタイミングはもう試験1周間前。2回分もあるから、これを解いて、回答見て、テキストに戻って、再度間違えた問題といて…と、かかる時間を予想するだけでも重たかったのですが、早速解いてみました。
撃沈…。
保育の心理学は80点でよしよし…と思っていたのですが保育原理がなんと50点!!!こんな直前にこの点数は…相当焦りました。その後も点数振るわず、子供の食と栄養では最低点45点を叩き出してしまいました。
苦手な箇所を確認した上で、テキストを再度読み込み!やればやるほど不安になる予想問題ではありましたが…とにかく、間違えた部分の内容とその周辺の知識も再度テキストで復習しました。こんな語句見たことないぞ!と改めて戻ってみると、実はちゃ~んと解説されてたってこともしばしば…汗。読んでるようで頭に入ってないことってたくさんあるんですね。
二回目の予想問題は最初ほど悪い点ではないにしろ、全教科6割超えはならず…。非常に不安な気持ちのまま試験前日を迎えたのでした。
泣いても笑っても、今日明日ですべて決まる!最後まで頑張ろう!
試験当日は会場時間と同時に教室に入りました。なんと一番乗り(笑)試験開始直前になっても、教室の5分の1も席が埋まっていないのには初めはびっくりしましたが、なるほど、前回パスして免除教科がある人もいるから、ここは埋まらないのね。保育の心理学はとにかく受ける人が少なかったので、「うん、比較的難易度が低いということだ!」とポジティブに考えながら受けました。
早速解いてみると…あれ?けっこう解きやすい?手応えは結果に比例しないこともあるから浮かれちゃあかん…とは思っていたのですが、予想問題に比べると、心なしか優しいように感じました。2教科目の保育原理も、苦手意識があった割にはアッサリ。
お昼休憩中も直前までテキストを読みながら受けましたが、その時点で既に保育の心理学の解答速報が出ているのにはびっくり!ここで採点しちゃうと、集中できなくなると思ったので、ひとまず無視しつつ…無事初日4教科を終えました。自分の感覚でしかないですが…けっこうできたかも!と思ったので我慢できず、初日4教科の自己採点!なんとすべて6割超え、苦手意識のあった保育原理に関しては90点!これはまさしく予想問題を解いておいたおかげです。ひとまずホッ。
次の日の5教科も、途中お腹が痛くなり、見直しできずに退出するアクシデントはありましたが…なんとか全教科合格点。最終的に、すべての教科で7割以上を得点することができました。
一時は、下手したら全て落とすかも…なんて悲観的になっている時期もありましたが、それが直前の追い込みに繋がった気がします。今思えば、必死に覚えた妊産婦の栄養摂取付加量や児童福祉施設に配置しなくてはならない専門員などややこしい箇所は一切出なかったですけどね…涙
保育士試験は時間をかければ必ず取れる資格である
ここまで長々と書いてきましたが、一発合格する上で重要なことは、広くまんべんなく知識を詰め込むことですかね。効率よく得点するためには、何分野にもまたがっている保育所保育指針や、児童福祉施設創設に携わった人物を覚えるのを優先させることが大事でしょう。
あとは問題の出題傾向をつかむこと、分析すること。私なんかは直前にしか予想問題しか解いてないので、もっと効率よく勉強できたと思いますが…やっぱり、問題に出されたな、とわかると、覚えようという意欲が全然違います。過去問も大事ですが、過去問で出した問題は出ないと思いますので、うまくその出たところとすこ~し違うところ、周辺知識を覚えることが大事だと思います。
あとは、子育てしている方でしたら、自分の子育て経験を思い出しながら暗記をすると、忘れないと思います。私は我が子がまだ一歳なので、一歳までの発達の特徴しかイメージはできませんでしたが(笑)それでも、実際に経験したことは、容易に理解することができたので、そこは学生さんたちより得した部分かな。発達の流れ、予防接種の回数、病名、離乳食の流れは、ママたちは得点しやすいと思います。
以上、子育てをしながら4ヶ月の勉強でなんとか合格ができた私の体験記でした!二次試験の体験記も今後ブログに綴っていこうと思います!また、それぞれの分野の得点ポイントもせっかくなので今後追記していこうと思います♫
プロフィール
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2歳の息子と0歳の娘を育てる子育てママです。
ネット、雑誌、書籍などで、子育ての情報収集するのが、いつのまにか日課に。
とはいっても、基本はマイペース。モットーは「おおらかな子育て」です!
最近の関心事は節約!
子どもと日々の暮らしを楽しみつつも、いかに家計を無駄なくコンパクトにできるかを研究中♪
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