子育て中のママ視点で見る「ミスター・インクレディブル」「インクレディブルファミリー」感想記録

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先日見た「インクレディブルファミリー(シリーズ二作目))が非常に面白く、さかのぼって一作目の「ミスター・インクレディブル」も見ました、子育てママです。

もともとピクサー映画は好きでちょくちょく見るのですが、じつは「ミスター・インクレディブル」は家にDVDがあるというのに、未視聴だったのです。

現在子育て中ということもあってか、共感する部分も多くあり、大人から子供までハラハラ楽しめるエンターテイメント作品でした。

感想の順番が前後する部分もあるかと思いますが、せっかくなので二作見た感想をここに述べます。

 

子供を思う気持ちは同じなのに対立する夫婦の意見に考えさせられる

二作通して…ボブとヘレンの喧嘩のシーンが度々訪れます。

それも、けっこうなボルテージの(笑)

そこで唸るのが、どちらの意見も納得できるということ。

 

二作に渡り一貫して対立するのが“法に触れるためスーパーヒーローの力を隠すべき”とする母親ヘレンと“人助けをしたのだから叱るのはおかしい”とする父親ボブの姿です。

子供の為を思い、社会に適応してほしいというヘレンの願いは真っ当なものでありますが、スーパーヒーローの力を悪いもののように扱いたくないボブの気持ちもわかります。

子供にありのままの姿でいてほしい、けれど社会にもうまく適合してほしいというジレンマですね。

 

スーパーヒーローの力のように、そのまま表明するのは社会的に難しい特性って、実は現実世界にもたくさんあるのではないでしょうか。

発達障害であったり、性的マイノリティであったり…。

その特性自体は生まれ持ったものであるのに、マイノリティであるからと容易に差別されてしまう、といった状況は残念ながらどこの世界にも起こっていることです。

ここまで大きなレベルじゃなくとも、個性と前向きに呼べるようなものでない、受け入れにくい特性は少なからず誰しも持っているのではないでしょうか。

 

作中、娘のバイオレットが言う「普通って何?私も普通に生まれたかった。」という言葉は非常に重たく心に響きました。

誰しもが簡単に口に出す「普通」。

普通と違っていることは、つい普通に押し込めようと矯正されがちです。

けれど全てが普通なんて人間はきっとどこにもいなくて、みんな少なからずどこかに凸凹を抱えて生きているのが実際の社会ですよね。

得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなこと…。

 

少し話はそれますが、窓際のトットちゃんこと黒柳徹子さんも、幼少期の多動という問題行動ゆえに、小学校退学を命じられるという経歴を持っています。

しかし、その後入学した個性を大事にする小学校との出会いにより、彩り溢れた非常に楽しい小学校生活を送ることができたといいます。

もしも、両親が社会に適応することをトットちゃんに強制していたら…全く違う人生になったかもしれないですよね。

 

かの有名な作品アナ雪でも、エルサの両親が、エルサの魔法を「悪いもの・危険なこと」として扱った結果、エルサは城にこもり、本当の自分をひた隠しにしたまま長い時間過ごすことを余儀なくされました。

結果、魔法をコントロールできず、国は大惨事になったとも言えます。

もちろん、子供を守りたいという親心からくる行為であったのですが、最初からありの~ままで~エルサの特性を認めて魔法の制御をする経験をさせていれば、全く違った結果となったでしょう。

 

つまり伝えたいのは、レベルの差はあれど、「普通と違う」ことへの親の向き合い方が、子供にとって大きな影響を及ぼしうるということを、今作品を通して考えさせられました。

 

もし我が子がマイノリティ側にたったとき、親としてしてあげられることはなんだろう…。

差別に苦しむ子供の姿を見たくない…という想いがあったとしても、何が子供にとって最善なのか。

それを決めつけ勝手に先回りして「普通であること」を強制しないこと。

多様性を受け入れられる自分でありたいし、そんな社会であってほしいと感じました。

 

ジャックジャックが可愛い、次女そっくり

二作目ではスーパーパワーを遺憾なく発揮する末っ子のジャックジャックですが…なんだか本当に我が家の娘(1歳児)に見えてくるんですよね。

あの無邪気に笑いながらとんでもないことをしでかすところとか、夜中親の苦労をよそに何度も起きるところだとか…。

笑顔のまま繰り広げられる破天荒な暴れっぷりが、我が子に見えてしかたなかったです。

 

それらを画面を通して見る分には可愛くて仕方ないのですが、途中完全にボブの目死んでましたよね…。

えぇえぇ、わかります、そうなんですよ。どんなにかわいい我が子でもね、心と身体の余裕がないとね、可愛がれないですよね。

 

気合いだけでは乗り切れぬ乳児の育児。

加えてジャックジャックの能力が未知数過ぎて、もはや一人で育児は不可能!!

ここでボブをねぎらうためにさらっと言われるエドナの「育児を完璧にこなすのはスーパーヒーロー並みの偉業よ(うろ覚え)」的なセリフにはかなりグッと来ました。

このシーン、救われたママは多いのではないでしょうか?

 

世相を反映?働くママと家庭を守るパパの姿もよい!

二作目はヘレンがイラスティガールとしてヒーロー業をカッコよくこなすシーンがたくさん出てくるのも見どころ。

あのマルチタスクできる感じがすごくかっこいいです。

追手をバイクで追跡しながらも、ダッシュからの電話に早口で「ベッドの下を探して~」っていうところ、シビレました。

ボブなんかだったら絶対「今それどころじゃない!」って言ってキレそうです(笑)。

ボブの能力も「怪力」ですと、融通が聞きにくそうなのに対して、ヘレンの「ゴム人間」は、使いみちが幅広いですよね。

そんな能力も性格に寄与していそうでとても面白いです。

 

ジェンダーフリーを叫ばれることが多くなった現代、男は外で働き、家事育児はママが担うなんてことはピクサー映画の中でも古い考え方なのでしょうね。

外で働くヘレンと家事育児に奔走するボブの姿には時代の流れを感じました。

 

印象的だったのは、ヘレンがボブに仕事の報告をする電話のシーン。

家族の無事をまずは確認したあと、ヘレンは久々のヒーロー業の成功を「サイコーーーーー!!!」と興奮冷めやらぬ様子でボブに伝えます。

彼女ももともとは独身時代ヒーローをしていた身。

結婚し、家庭を持ち、自分より家族を優先することの多い生活の中で、久々の刺激と達成感から出た言葉なんだろうな、と感じました。

ヘレンの活躍を心底うらやましく感じつつも、決してそれを前に出さず、顔を引きつらせながら話を聞くボブにもエールを送りたくなりました。

ボブの方も、最初は家事育児に苦戦していましたが、要領をつかめばお手の物。成長するパパの姿もちゃんとフォーカスされており、とても良かったです。

 

「ミスター・インクレディブル」&「インクレディブルファミリー」、両作品とも家族で楽しめる作品間違いなし!

以上まとまりませんが、「ミスター・インクレディブル」&「インクレディブルファミリー」を見た感想をつらつら記しました。

敵を倒すアクションシーンや、敵を倒していくストーリーは、大人から子供までみんなで楽しめるものとなっています。

是非一度、家族でご覧になるのはいかがですか?

 

プロフィール

子育てママ
子育てママ
2歳の息子と0歳の娘を育てる子育てママです。

ネット、雑誌、書籍などで、子育ての情報収集するのが、いつのまにか日課に。

とはいっても、基本はマイペース。モットーは「おおらかな子育て」です!



最近の関心事は節約!

子どもと日々の暮らしを楽しみつつも、いかに家計を無駄なくコンパクトにできるかを研究中♪

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