こんにちは。現在2歳6ヶ月と4ヶ月の兄妹を育てているママです。
今や、やっと夜に自分の時間が持てるほどまでに落ち着いてきた二人育児。
しかし、出産前は想像もできない一日に不安ばかりが募っていました。
いつ家事をするんだろう、上の子は赤ちゃん返りするのかな…。
結果、初めの1ヶ月こそ夜中の授乳で大変でしたが…今ではなんとか安定した情緒で毎日を過ごせております。
その理由の一つに「長男が赤ちゃん返りなどせず、下の子にご機嫌で接してくれている」ということがありますね。
これがもし、常に上の子の機嫌を伺いつつ…という状態だったとしたら、かなり精神がすり減っていたと思います。
残念ながら赤ちゃん返りをするか否かは、子供の月齢や気質に左右されるところが大いにあると思います。
なので、必ずしも成功する訳ではないですが、私が意識的に行っていたことを7つのポイントにまとめました。
あくまでも一例に過ぎませんが、少しでもこれから二人育児を控えているお母さんの参考になればと思います。
1.初めは無理に下の子と接させない
産後すぐのときは、まず状況を理解してもらうことだけを目標に、無理に下の子にかまって貰おうとしませんでした。
とは言っても、うちの旦那はすぐに「妹だよ~なでなでしてあげてね~」と迫っていましたが。
案の定、長男も「なに??」という感じだったので、私から話し合って、無理に上の子に接させようとしないことを提案しました。
産まれた瞬間から私達が母になれるわけではないように、お兄ちゃんも産まれてすぐにお兄ちゃんらしく振る舞えるわけではないですよね。
あるブログで目にしたのは、「子供からしたら、ある日、今までひとりじめできていたママに、自分より若い愛人ができるようなもの」というたとえ。
なんだか納得してしまいました。
子どもにとってはそれぐらい大きな環境の変化。
まずは、今の環境を受け入れ、少しずつお兄ちゃんになってもらえるように、向こうが下の子に興味を待つのを待ってみてはどうでしょうか。
2.下の子のお世話をするときは、逐一報告
おむつを変えるとき、授乳するとき、とにかく下の子に何かをする際にはそれを長男に報告していました。
すぐに対応しなきゃいけないことも多々あるので、「○○していい~?」と許可を求める言い方まではしていませんでしたが、単純にコミュニケーションの一環として、声をかけていました。
長男に実況中継をするような感覚ですが、他のことをしていても、長男のことを見ているよ、気にしているよ、ということが伝えたかったのです。
3.妹の様子を教えてくれたりお手伝いをしてくれたりしたら、とにかく褒める!
産後1ヶ月ほど経った頃でしょうか。
下の子が泣いていて、私がそこに行けずにいると「ママ!○○ちゃん泣いてるよ!」と教えてくれるようになりました。
そんなときには目一杯ほめてあげます。
「ありがとう!さすがお兄ちゃんだね!頼りになるなぁ!」といったふうに。
加えて、おむつを取ってもらったり、使用後のオムツをゴミ箱に捨ててもらったりなど、簡単なお手伝いを指示することもあります。
そして、それに協力してくれたときは、少し大げさなぐらいありがたがりました。
簡単にできるおてつだいは多くないとしても、上の子は達成感を得られるし、自分も少し楽ができるし、一石二鳥ですよね。
赤ちゃんのお世話をふたりで協力して行うことで、下の子に興味が湧いたり、寂しさを少しでも軽減できたらいいなと考えています。
4「お兄ちゃん」と呼ぶときはポジティブなシチェーションで
私は産前からあまり「お兄ちゃんなんだから」などの声がけはしないようにしていました。
「お兄ちゃんなんだから我慢しようね」と言っているような気がしてしまったからです。
しかし褒めるとき、ポジティブな使い方ができるときだけは「お兄ちゃん」というワードを出してもOKと勝手に決めています。
「手伝ってくれてありがとう!さすがお兄ちゃんだね!」とか「○ちゃん、お兄ちゃん大好きだって言ってるよ~、ありがとうね!」と言った感じですかね。
お兄ちゃんになることを自分で選び取ったわけではないですから、子どもにとって「お兄ちゃん」と呼ばれることが嫌にならないように、ポジティブな呼び方をするように心がけています。
5.赤ちゃんの様子を一緒に共有して楽しもう
赤ちゃんって、泣くことももちろんそうですが、喃語やかわいいくしゃみなど、観察しているとさまざまな反応を見せてくれますよね。
そんな様々な下の子の様子を、二人で楽しむようにしていました。
例えば「わぁー!今大きいゲップでたね!」とか「今ウンコ出た音したね!」等(笑)
これが結構、息子には面白かったらしく、下の子がちょっと変わった声をあげる度に爆笑しています。
そんなとき私も一緒になって笑って、赤ちゃんの変化を息子と共有できると、とても幸せな気分になります。
面白い!がきっかけでもなんでもいいので、上の子が下の子に興味をもつキッカケになるといいですよね。
6.二人だけの時間を大切に
下が産まれてしまうと、日々の家事とお世話に手一杯になって、なかなか二人でゆっくりとした時間が取りづらくなります。
しかし、お昼寝の合間とか、旦那に下の子を見てもらっている間にお風呂に二人で入るときとか、寝かしつけのときなど少しの時間でも二人きりになるタイミングがあれば、その時間を大切に過ごそうと考えています。
何か特別なことをするというほどではなく、ゆっくりお話をしたり、真剣におもちゃで遊んだり。
ある意味、上の子だけを育てていた以前よりも、こういった時間を大切にするようになったかもしれません。
量が取れない分、少しでも質を上げられたらいいな、と思う毎日です。
7.無理なことは無理。毅然とした態度で
よく「両方とも泣いたら、上の子を優先してあげて」なんて言葉を聞きますよね。
心構えとしては有効な考え方かもしれませんが、それが絶対にできるわけではありません。
下の子を先に見てあげるべき瞬間や、物理的に要求に応えられない場面はたくさんあると思います。
そんなときは、「ごめんね、それはできないよ。○○という理由があるからね。」とはっきり伝えることも大切だと思います。
我が家でよくあったのは、下を抱っこしているのに「抱っこしてー!!」という要求。
私一人だと、仮に下の子をベビーカーに乗せたとしても、12キロの上の子を抱えながらベビーカーを引くのは至難の業。
上の子ももう、抱っこひもにも入ろうとはしないですしね。
「ごめん、それは無理。」と言って30分以上立ち尽くした日もありましたが、今ではわかってくれているようです。
無理なことは無理。イヤイヤと泣き叫んでも、それを自分で納得して理解するのも一つのトレーニングだと思って接しています。
普段できる範囲で要求を聞いているからこそ、ダメなものはダメと伝えて、メリハリを付けるようにしています。
以上、7点、いかがでしたでしょうか?
こうしよう!と前々から決めていたわけではなく、家族で過ごしていくうちに自然と気をつけていた点ですが、結果長男は赤ちゃん返りもなく、下の子のことをとても可愛がってくれています。
もちろん、反応は子供の気質や月齢によりけりなので、一概にこれをやれば大丈夫!というわけではないですが、少しでもこんな気の持ちようがあるんだ、と思っていただければ幸いです。
また、下が大きくなって動き出すようになったら、上の子がヤキモチを焼く可能性も大いにありますので、そのタイミングごとに対応も変わってくるのかな、なんて思っています。
色々と悩むことはつきませんが、二人にかける愛情はどちらも一緒!
兄妹仲良く遊べる日を夢見つつ、毎日を大切に過ごしていきたいですね。
プロフィール
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2歳の息子と0歳の娘を育てる子育てママです。
ネット、雑誌、書籍などで、子育ての情報収集するのが、いつのまにか日課に。
とはいっても、基本はマイペース。モットーは「おおらかな子育て」です!
最近の関心事は節約!
子どもと日々の暮らしを楽しみつつも、いかに家計を無駄なくコンパクトにできるかを研究中♪
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